小学生「エッチなポスターどこにあるの?」地獄の大炎上都知事選に都民1400万人唖然…「この宣伝で300万円は安い」という本音
悪いイメージでも名前が売れれば構わないという
300万円といえば新車で買うならエントリーモデルのプリウス(320万円)くらい。雑誌広告や新聞広告なら数百万円から数千万円、全国放送のテレビCMなら億単位、媒体や規模、諸条件によって異なるが格安、というのは確かだ。 しかし名前が売れてもそれが商売に結びつくのか、代理店の広告マンは「人によるが」としながらも宣伝にはなると語る。 「悪いイメージでも名前が売れれば構わないという仕事や、むしろ悪いイメージのほうが面白い人とか、かっこいい人とか思う層が一定数います。迷惑系ユーチューバーやお騒がせタレントもそうですが全員にウケる必要はない。そういう層にどれだけ知られるか、ビジネスに結びつくかでやっているのだと思います」 もちろん全員がそうではないのだろうが「界隈」で十分小銭稼ぎになるメディアやコンテンツは数多ある。「界隈消費」という言葉があるが、ある漫画のセリフ「その界隈だと持ち上げられてるけど「その界隈」が狭すぎて世間に通用しない感じの人」は作中の揶揄であって、現実には狭くとも一定数に持ち上げられれば十分にビジネスとして通用するケースもあることは確か。 世間を騒がせて界隈の層に知ってもらい囲いを増やす、それが300万円という格安価格の「都知事選」に使われてしまったということか。
公職選挙法では5つの原則を逆手にとれば好き勝手できる
「300万円ちゃんと使うならまだマシですよ、300万円使って出馬すると言ってメディアに宣伝してもらって取り下げて300万円返してもらうって人もいますからね」 取り下げるのも自由なら選挙ポスターに何を載せるかも自由、言論の自由が制限された時代の反省から日本国憲法および公職選挙法では5つの原則として「普通選挙」「平等選挙」「秘密選挙」「自由選挙」「直接選挙」が定められているが、これを逆手にとれば好き勝手できると気づかれてしまった。いや、気づいても多くはやらなかっただけか。 「建前上は選挙ですし候補者ですから何を言っても、何を言われても「自由な政治的主張をしているだけ」で通すことができる。候補者は徹底して守られますし、その辺の広告を破っても器物破損止まりですが、候補者のポスターを破れば選挙妨害罪もありえますから」 選挙妨害罪(選挙の自由妨害罪)は先の衆院東京15区補選である政治団体が他陣営の演説妨害や選挙カーに対する嫌がらせなどで逮捕されたことが記憶に新しい。
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