9区・青学大の倉本玄太が最後の箱根路で区間賞「この日のために」/箱根駅伝
◇第100回箱根駅伝・復路(神奈川・箱根町~東京・大手町/5区間109.6km) 第100回箱根駅伝の復路が行われ、9区は1時間8分51秒で青学大の倉本玄太(4年)が区間賞に輝いた。 箱根駅伝9区区間記録をチェック! 独走状態で「タスキをつなごう」と言っていた世羅高の後輩・塩出翔太(2年)からタスキを受けた倉本。悠々飛ばして駒大以下との差をどんどんと開いていった。 最後の箱根で、3大駅伝初出走。11月にハーフ(1時間3分01秒)、10000m(28分19秒31)と2種目でベストを出してメンバー入りを果たした。 倉本は「(原晋)監督から思い切ってて突っ込んで行けと言われました。後半はきつかったですが、同期の応援もあって何とか踏ん張ることできました」と振り返る。 初の出走に、「4年間、きつかったですけど、この日のために苦しいこともやってこられた」と感極まった。 東洋大の吉田周(3年)が区間2位。こちらも広島(広島国際学院高)出身。区間3位にはシード権を争う帝京大の小林大晟(3年)が入っている。ケガから復活の駒大・花尾恭輔(4年)は区間4位だった。
月陸編集部