「美容」の力で被災地の女性たちを応援するMEGUMIさん 。その姿に、前を向けずにいた私も励まされて
放送作家・コラムニストとして、数多くの著名人にインタビューし、コメンテーターとして活躍している山田美保子さん。小さいころは引っ込み思案で話すことも苦手だったそう。そんな山田さんを変えたのは何だったのか。さまざまな出会いや、出会った人のアドバイスを通じて、今の自分があるという山田さんが、自分が楽になるコミュニケーション術を紹介する新連載。第48回は「MEGUMIさんについて」です。 * * * * * * * ◆“やらなかった子”になるのがイヤ 「やらないといられない性格で。あとで“やらなかった子”になるのがイヤなんです」とは、自身で企画・プロデュースを手掛け、出演もしていたドラマ『完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの』(テレビ東京系)がオンエアされていた2022年11月~12月、女性誌で想いを語っていらしたMEGUMIさんの言葉です。 グラビアアイドル、歌手、タレント、女優、そして『完全に~』の翌年も『くすぶり女とすん止め女』を企画・プロデュース、そして出演したMEGUMIさん。 “同期”とも言うべき小池栄子さんは、そんなMEGUMIさんのことを尊敬していると事ある毎にコメントしていらっしゃいます。 実はMEGUMIさんも小池さんの演技について「私にはあれはできない」と言っていらしたことがあります。曰く、「小池の“顔芸”」。もう何年も前、共演させていただいた情報番組『知りたがり!』(フジテレビ系)で小池さん出演の舞台について取り上げたとき、MEGUMIさんが感嘆されていたのです。
◆“まさかの離婚報道” 果たして、「ちゃんとした女優になりたい」と一念発起して出演した映画『台風家族』『ひとよ』などが評価され、「第62回ブルーリボン賞 助演女優賞」を受賞されたのが2020年2月のこと。 さらに、親友の「おぐねー」ことヘアメイクアップアーティストの小椋ケンイチさんが「美容番長」と評するほど美容通としてのポジションを確立。忙しくても結果を出せる86もの美容のコツを記した単行本『キレイはこれでつくれます』が大ベストセラーになったのは昨年のことでした。 そんなMEGUMIさんに“まさかの離婚報道”。これは私の勝手な想像ですが、もしも妻の仕事が充実しすぎたことが夫を別の女性に走らせる原因になったのだとしたら、それはとても残念なことです。 「離婚へ」という第一報から数カ月後、MEGUMIさんは昨年の12月30日、離婚が成立したことを発表されました。