25歳清水大成、8位発進「勝ちたい思いが強い」今季トップ10は8度 初優勝へ…日本シリーズJTカップ
◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第1日(28日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70) 賞金ランク7位で2年ぶり出場の清水大成(ロピア)は、2バーディー、1ボギーの69で回り、1アンダーで首位と4打差の8位と上々の滑り出しを見せた。前回初出場した22年大会は初日に78をたたいて最下位スタート。雪辱の思いもあっただけに「おととしからの自分の成長が見たかった。きょうは風も強かったけど、いい位置で上がれたと思います」と安堵(ど)の表情を見せた。 コース改修が行われた6番パー5では、残り180ヤードの第2打はグリーン左のバンカーにつかまったが、第3打をピンそば約30センチにつけてバーディー。名物ホールの18番パー3も第2打で寄せてパーを拾った。風が強まった後半も、我慢強いゴルフで上位争いに名乗り出た。 今季はトップ10が8度。賞金ランクは、優勝者以外で最上位の7位と安定した成績を残した。だが、前週のカシオワールドオープンでは、初優勝に一打届かず2位。最終戦のメジャーに懸ける思いは誰よりも強く持っているつもりだ。25歳は「悔しい思いをたくさんしてきた。最終戦なので勝ちたい思いが強い。まずは優勝争いに向けていいプレーを見せたい」と闘志を燃やした。
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