神戸の食文化集結の「グルメ施設」が11月に誕生、2階は広々1店舗の「大型レストラン」に
神戸市の観光地として親しまれている、北野エリア。そこにある「旧北野小学校跡地」に、神戸の食文化を楽しめる複合施設「神戸北野ノスタ」(神戸市中央区)が11月8日にオープン。関西初出店や新業態の店舗などが入店する。 【写真】神戸にも新施設続々、1万人収容の「巨大アリーナ」も 北野の異人館通りから旧居留地地区を南北に結ぶ道「トアロード」に面する旧北野小学校。児童数の減少と阪神淡路大震災の被害により、1996年に閉校した後は、元々の校舎を活かし、神戸のグルメや雑貨が集まった体験型工房「北野工房のまち」としてオープンし、国内外の観光客が足を運んでいた。 そんな地に誕生する「神戸北野ノスタ」は「ONE TABLE.(ワンテーブル)」をコンセプトに、元々ある神戸や北野の価値を引き継ぎながら新しい価値を重ねていくことを目指すという。 3階建の校舎の1階・2階を再利用し、神戸の「食」に関して、地域の素材を活用した飲食店・物販店が登場。世界的パティシエ・辻?口博啓が手がける「ル ショコラ ドゥ アッシュ」が関西初出店するほか、オープンテラスが開放的なスイーツカフェや、ベーカリー、ロースタリーなどがスタンバイ。 また2階は丸々1店舗として利用し、60席超の広々としたメインダイング、個室4部屋、団体用半個室のあるレストランに。国産牛や神戸牛をはじめ神戸を中心とした兵庫五国の食材を使ったオリジナルメニューがカジュアルに楽しめる。 3階はレンタルスペースとして貸出予定。港町として栄えてきた地元の名物品が一挙に集結し、北野のシンボリックな施設へと生まれ変わる。開業は11月8日。