【オーストラリア戦欠場のキャプテン・遠藤航の存在価値とは?(1)】遠藤不在の中盤で気になった、即時奪回と高い位置からのカウンターの少なさ……森保監督もメンバー固定の意向
2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選前半戦の山場と位置づけられた10月のサウジアラビア(ジェッダ)・オーストラリア(埼玉)2連戦が終了した。 ■【動画】「超可愛いんですけど」影山優佳とテレ朝人気女子アナ2人のサッカー日本代表「ジャンプ祝福バストアップ映像」■ ご存じの通り、結果は1勝1分。4戦終了時点の勝ち点は10で、同5で並んでいるオーストラリア、サウジアラビア、バーレーンと5ポイント差でダントツ首位を走っているのはポジティブだが、オーストラリア戦の1-1のドローというのはどうしても不完全燃焼感が拭えない。 ボール支配率65.2%、シュート数も相手の1本をはるかに上回る10本を放ったものの、日本が強固なブロックを完全に攻略できたのは、オウンゴールを誘発した中村敬斗(スタッド・ランス)の局面打開くらいだった。 「あれだけサイズがあって守る相手はたぶん、限られている。世界の強豪がただサイズのデカい3枚を並べるかといったらそうではないと思う」と久保建英(レアル・ソシエダ)もオーストラリアの超守備的戦術を驚き半分で評していたが、「固められた相手を崩す」というアジア特有の命題にまたも日本は直面したと言っていい。
■「彼の不在は少なからず影響があった」
そんな試合でやはり気になったのが、遠藤航(リバプール)の不在だ。体調不良で前日練習を欠席した時点で、代役に田中碧(リーズ)が抜擢されることが確実視されたが、田中碧は3バック移行後の2ボランチにはほとんど入っていない。本人も「様子を見ているところがあった」と悔しさをにじませたが、ボランチの手探り状態は中盤の球際や寄せの強度低下に直結しかねない。全体的にオーストラリア戦の日本はボール回収や失った後の即時奪回、そこからの素早い攻めが減った印象もある。そこはやはり遠藤不在の影響だと言うしかない。 「彼(遠藤)の不在は少なからず影響があったでしょうけど、代わりに出た碧だったり、他の選手が出場機会を得て、試合に絡んでいくんだろうし、それが日本代表としての強みになると思う」と守田が前向きにコメントしていたが、確かに田中碧や藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)らが出ても普段通りの中盤のバランスを維持できるのが理想である。しかしながら、現実は必ずしもそうではない。ドイツ・ブンデスリーガ1部で何度もデュエル王に輝いた男の卓越したボール奪取力がないと、高い位置からのカウンターも繰り出せなくなる。厳しい現実を今一度、直視しなければならないだろう。 森保一監督は「時間が少ない中、コンディション面で言えば、大幅にターンオーバーすることが、もしかしたら正解かもしれないが、0に戻して1から始めて原則的なところからやることが勝利の可能性、確率を上げられるかを考えた時、今回の最終予選に関しては選手を変えずに、前の試合で経験したことを積み上げて次の試合に生かしていけるようにということを考えています」と試合後の会見で発言。最終予選の大勢が判明するまでは、メンバー固定を継続する意向を示した。
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