北陸や東北は冬型の強まり受け7日は強風に注意を 上空約5500メートルは-30度以下の寒気が 大気の状態不安定で雨の降り方が激しいところも 雨と風シミュレーション
7日(火)は冬型の気圧配置になり、北陸では陸上でも風が強まるところがある見込みです。上空の寒気も強く大気の状態が非常に不安定になり、積乱雲が発達するおそれがあります。7日の昼前から夕方にかけては強風に注意、警戒をしてください。 【画像を見る】7日は風の強まりに注意を 雨と風の予想 7日午後9時の予想天気図です。 低気圧は日本の東の海上やオホーツク海、千島付近にあり、西高東低の冬型の気圧配置が強まる見込みです。北陸や東北では等圧線の間隔が小さく風が強まるでしょう。 上空およそ5500メートルの寒気の予想ですが、7日の昼過ぎからは北陸も-30度以下になりそうです。 上空の寒気が強いことから、地上付近との気温差が大きく大気の状態が非常に不安定になりそうです。 地面に近いところの高さの気温は7日はまだ比較的高く、北陸の平地では雨の降るところが多い見込みです。 雨と風の予想です。日中は石川県から新潟県にかけては雨が降り、局地的に強まるでしょう。 一方で夜にかけては風が強まり、7日夜のはじめごろは石川県では海上を中心に風速20メートル以上の非常に強い風が吹くおそれがあります。 風の強まりは8日にかけても続く見込みです。 北陸の海上では最大風速が20メートル以上の強い風が、陸上では最大風速が15メートル以上の強い風が吹くところもありそうです。 【7日に予想される最大風速(最大瞬間風速)】 新潟県 陸上 18メートル (30メートル) 新潟県 海上 23メートル (35メートル) 富山県 陸上 12メートル (25メートル) 富山県 海上 18メートル (30メートル) 石川県 陸上 13メートル (25メートル) 石川県 海上 23メートル (35メートル) 福井県 陸上 12メートル (25メートル) 福井県 海上 23メートル (35メートル) 東北の日本海側でも7日は北よりの風が強まりそうで、最大風速は海上で18メートル、陸上で13メートルの予想です。 北陸の平地では、7日はおおむね雨の降る天気になりそうです。
発達した積乱雲の影響で、雷をともなって強く降るところもありそうです。7日昼前から夜おそくにかけて強風に注意・警戒してください。7日昼前から8日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。 強い冬型は8日以降も続きそうですが、8日は地上付近の気温が低く、北陸では平地でも雨ではなく雪が降る天気になりそうです。
北陸放送