「ハーゲンダッツジャパン」アイス発売40周年 2013年までは店舗を運営【経済トレンド】
1984年に日本法人「ハーゲンダッツジャパン」を設立して以来、米・ニューヨーク生まれの高品質なアイスクリームを製造・販売している。発売から40周年を迎えた。(共同通信=増井杏菜記者) 1984年11月、東京・青山に直営1号店をオープン。他にアイスを使ったデザートも提供するカフェなどを開業、全国に95店舗まで拡大した。 日本市場向けの独自商品にも注力している。1人で食べきれるサイズのミニカップを登場させた。1996年、国内顧客の嗜好を踏まえた日本オリジナルの「グリーンティー」を発売した。「当時は珍しかった風味に挑戦しました。米国側に抹茶文化を理解してもらうなど7年の歳月をかけました」(広報) 2001年、アイスをウエハースで挟むクリスピーサンド「キャラメル」を国内で開発。その後、和テイストとして餅を合わせた「華もち」シリーズが大ヒットした。健康志向の高まりを受け、植物性ミルクを使った製品を打ち出すなど最近になっても進化を続ける。
ブランドの認知度が高まったことやスーパーやコンビニでの取り扱いが増えたため、2013年に店舗運営を終えた。