山梨の避難先で練習試合 選抜大会出場の日本航空石川
高校野球はオフシーズン後の対外試合が2日、解禁され、能登半島地震で石川県輪島市の校舎が甚大な被害を受けた日本航空石川は、一時避難している山梨県甲斐市で、系列校の日本航空（山梨）と練習試合を行った。日本航空石川は18日に兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕する第96回選抜大会に出場する。 2試合を行い、日本航空石川は12―4、5―2で連勝。中村隆監督は「いろんな方のおかげで練習ができている。感謝の気持ちを持って臨んだ」と口にした。 輪島市の祖母宅で被災した福森誠也選手は1試合目に登板した。福森選手は祖母を背負って必死に高台に逃げ、避難所生活も経験した。
