チームに“激震”…まさかの理由で退団した大物助っ人(5)「異常なし」でも復帰せず
今季、読売ジャイアンツでの活躍が期待されたルーグネッド・オドーアが、シーズン開幕直前にまさかの退団。球界に大きな衝撃をもたらした。ただ、これまでのプロ野球の歴史を見ても、まさかの理由で退団した助っ人外国人選手は少なくない。そこで今回は、衝撃の退団となった助っ人外国人選手を取り上げたい。
ブラッド・ペニー
投打:右投右打 身長/体重:193cm/104kg 生年月日:1978年5月24日 経歴:ブロークンアロー高 - マーリンズ - ドジャース - レッドソックス - ジャイアンツ - カージナルス - タイガース ブラッド・ペニーの退団は、多くのファンから怒りを買う出来事だった。 ペニーは、フロリダ・マーリンズ(現:マイアミ・マーリンズ)で2000年にメジャーデビュー。2004年にロサンゼルス・ドジャースに移籍すると、2006年に34試合登板で16勝を挙げて最多勝を獲得した。 翌2007年も33試合に登板して16勝をマークし、メジャー通算119勝という実績を引っ提げて、2012年に福岡ソフトバンクホークスに入団。当然、大きな期待がかけられていた。 オープン戦でも好投を披露したのち、4月の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で初登板を果たしたペニー。しかし、4イニングを投げ切れず6失点。さらに盗塁を5つ決められるなど、まさかの投球となった。 その後に右肩の痛みを訴え、異常なしと診断されるも復帰はせず。わずか1試合の登板で退団。その直後にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結んだことも、大きな批判を集めた。
ベースボールチャンネル編集部