ペップ以来の就任からアウェイ3連勝…チェルシー指揮官「多くの点で改善している」
チェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督が、クリスタル・パレス戦を振り返った。21日、クラブ公式サイトが伝えている。 【ハイライト動画】ウェストハムvsチェルシー プレミアリーグ第5節が21日に行われ、チェルシーはウェストハムと対戦。4分にニコラス・ジャクソンのゴールで先制すると、18分には再びN・ジャクソンが、47分にはコール・パーマーが追加点を挙げ、3-0で快勝した。 データサイト『OPTA』によると、今夏からチェルシーを率いているマレスカ監督は、2016年9月のジョゼップ・グアルディオラ監督以来、プレミアリーグ最初のアウェイ戦3試合ですべてに勝利を収めた指揮官になったという。 かつてグアルディオラ監督の下でコーチを務めていたマレスカ監督は、そのグアルディオラ監督以来の記録を達成した試合後、「結果と勝ち点は私たちの仕事で常に重要なことだが、現時点で私にとって最も重要なことはチームとしてどのように進歩しているかを見ることだ」とまだまだチーム作りの途中であることを強調しながら、次のように試合を振り返った。 「多くの点で改善している。今日はもっと攻撃できたかもしれないし、もっと守備もよくできたかもしれない。特に試合の管理についてはもっともっとできたかもしれない。時にはもっとパスを出してボールをキープする必要がある。急いですぐに攻撃したくなることもあるしね。でも、全体的に見れば私たちは勝利に値したと思うよ」 また、開幕節は王者マンチェスター・シティに敗れたものの、リーグ開幕5試合で3勝1分け1敗と成績は好転しており、暫定ながら4位にまで浮上しているチェルシー。好調の要因について聞かれたマレスカ監督は「正直に言うと、多くのことがある」と就任してからの約2カ月半で取り組んできたことへの自信をのぞかせた。 「私が来てから選手たちの異なるスタイルやアイデアへの受け入れ方は最高だ。また、ボールがないところでの取り組み方も最高だ。ニコラスとコールの今日のパフォーマンスは最高だった。だけど、それはゴールを決めたということだけではなく、ウェストハムの3枚に対して2人で対応していたことについてもだ」 「彼らは3人でボールを回していて、私たちはそれを受け入れたから、ボールのないところでの取り組み方が最高だった。もし、私たちがそのような行動と欲求が必要だと理解できれば、何か重要なものを構築できると思うよ」
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