市原隼人が「べらぼう」で盲目の大富豪役! 井之脇海、飯島直子ら11人の新キャストが発表
宮尾が挑戦するのは、一橋家の家老となった田沼意次(渡辺謙)のおい、田沼意致。10代将軍・家治の嫡男・家基について西の丸目付となり、その後一橋家の家老となる。田沼と一橋をつなぐ役目を果たし、治済の子・豊千代の11代将軍就任に尽力することとなる。 大河ドラマ初主演となる宮尾は、「幼少の頃より家族でテレビの前に集まり拝見しておりましたので大変うれしく、また視聴者の方々から長く愛され続けている大河ドラマに出演させていただけること、大変光栄に感じております」と感謝を伝え、「横浜流星さんはその甘いマスクの中に漢気のようなものを感じます。田沼意次役の渡辺謙さん、田沼意知役の宮沢氷魚さんとは同じ田沼家として共演させていただくこと楽しみにしております」と、共演者に対する期待感を示す。 そして、「田沼意致は、どのような思いで動いていたのか、また田沼派が失脚した後、時を経て再登用されておりますが、その内側はいかに…史実とスタッフさん、共演者の方々と共にその人物像を描き出していけたらと思っております」と、役柄に対する理解を深めながら撮影に臨んでいる。
最後に、御三卿・田安徳川家初代当主・宗武の正室・宝蓮院役を花總。のちに松平定信となる賢丸を、白河松平家の名君、「寛政の改革」を行った老中となるまでに育てた「母」。宗武の七女・種姫を次期将軍となる家基の正室にするため、10代将軍・家治の養女として送り込む。 「歴史ある大河ドラマに再び出演することができるといううれしい気持ちでいっぱいになりました。与えていただいた役割をしっかり努めたいです」と意気込む花總は、「初めてお会いする方がたくさんいらっしゃるので楽しみです。すっかり大きくなられた寺田心さんと親子ということで特に楽しみにしています」と、共演者との関係にも期待を寄せ、「宝蓮院は名門の家の妻として徳川に対してとても誇りを持っている人物ですので、男子が少ない田安家を続けていくという意識が強いかなり気位の高い人物として演じてみたいです」と役に対するアプローチを述べている。