市原隼人が「べらぼう」で盲目の大富豪役! 井之脇海、飯島直子ら11人の新キャストが発表
大河ドラマ初出演となる鉄拳が挑戦するのが、蔦重初期の錦絵「雛形若菜初模様」を手掛けた絵師・礒田湖龍斎。浮世絵版の先駆けとして、新しいデザインの着物を描き、当時の女性たちの関心を集める役である。 「大河ドラマは特に戦国ものが好きで良く見ていました。あり得ないことですが、自分が出演できたらどうなるのか? と、よく想像をしていました。その大河から出演依頼をいただきとてもビックリしたと共に、こんな名誉なことはもうないだろうと思い、出演を決めました」とオファーに驚きを隠せない鉄拳は、「あと僕の役、礒田湖龍斎が絵師であることも、何か縁があるのかなと思いました。演技は自信がないですが、絵を描くのは得意なので、絵を描く姿の僕を見てもらいたいです」と、得意分野の「絵」について言及。 また、「横浜流星さんとは一度ごあいさつをさせていただいたのですが、礼儀正しく、そして何よりカッコよかったです。僕が帰る時も休憩中なのにわざわざごあいさつをしてくれました」と横浜の好青年ぶりに感激したと言い、「ほとんどの方が初対面なので緊張します。他の方に迷惑をかけないように、できれば撮影は一人が良いです。でも皆さんとお話しはしたいー。僕は滑舌も悪いですし、演技も自信がないので、できれば絵を描く所をよく見ていただきたいと思っています。そのために僕は今、湖龍斎の浮世絵を練習中です」と、演技に対する不安も正直に語りつつ、絵の部分でアピールしていきたいとやる気を見せた。
同じく大河ドラマ初出演の落合が務めるのは、10代将軍・家治(眞島秀和)の弟で御三卿・清水家の初代当主の清水重好。賢丸(寺田心)の田安、一橋治済(生田斗真)の一橋と並ぶ御三卿の一人。家治の子・家基(奥智哉)が健やかに育ち、安泰と思われていた11代将軍の座であったが、家基が若くして突然亡くなったことで、御三卿の周辺も慌ただしくなっていく。 「祖母が大好きな大河ドラマ。毎週欠かさずに見ています。祖母に出演することを報告したらすごく喜んでくれました。この歴史ある“大河ドラマ”という作品に参加できること、役者をやらせていただいている中で非常に光栄に思います。全力で頑張りたいと思います」と、大河ドラマ出演の喜びを語る落合は、「横浜さんのお芝居を見た時、近年まれにみるキラキラした方だなと思いました! 映像に映える方だなと。でもまた違う作品では全く目の色が違う役を演じられていて。振り幅のあるすごい役者さんだなと思います」と横浜への印象を述べ、「共演者の方々は達者な方ばかりなので! 皆さんと芝居ができるのが楽しみであり緊張しています! やはり撮影初日はかなり緊張していました。偉大な諸先輩方の役者に囲まれて。でも後輩の私に気さくに話しかけていただきました! スタッフさんたちの空気感もすごく良くご一緒できるのがうれしいです」と、初日の緊張感を振り返る。 演技面については、「監督からは役柄についていろいろなアドバイスをいただきました。お話する前までは役柄についていろいろ考え込んでいましたが、『肩の力を抜いて重好を演じていいから』と仰っていただたのがすごく支えになっています。ただ自分が作り出す清水重好という役を精いっぱい演じられるよう頑張ります」と役作りに対する姿勢を明かしている。