市原隼人が「べらぼう」で盲目の大富豪役! 井之脇海、飯島直子ら11人の新キャストが発表
また、蔦重の義理の母で“駿河屋の女将”であるふじ役を飯島が担当。駿河屋(高橋克実)の妻で、引手茶屋の女将として、身寄りのない子どもたちを育て見守る慈愛の人である。実の子である次郎兵衛(中村蒼)を溺愛する母親の姿も描かれる。 「『大河ドラマ』、私には縁がないと思っていたので驚きと光栄でいっぱいです。長丁場でありますがキャスト、スタッフの皆さまと心に残る素晴らしい作品にしたいとやる気しかありません!」と気合十分の飯島は、「そうそうたるキャスト全員とお会いすることはできないと思いますが…ご縁あり初めてお会いできる方とお芝居できることを楽しみにしています」と期待し、「いつもまんじゅうや煎餅を食べ、多くを語らず少しとぼけたところのある女将ですが、ポツリと話すその一言が胸に染みるよう演じていきたいです。その一言が現代に生きる皆さんのココロにも響きますよう頑張りますのでよろしくお願いします!」と、役柄への深い思いを表明している。
松葉屋の「番頭新造」であるとよしま役を務めるのは珠城。女郎屋・松葉屋で、新人の振袖新造や禿たちを教育する姉貴分であり、花の井(小芝風花)の世話も務める役どころだ。 「いつかその時が来たらいいなと夢を抱き、目標にしていた大河ドラマへの出演。お話しをいただいた時は胸が高鳴り、鼓動が速くなったのを覚えています。とてもうれしかったです!」と大河ドラマ初出演の心境を明かす珠城は、「顔合わせの時に集まったスタッフ、キャストの人数の多さと顔ぶれに身の引き締まる思いでしたが、皆さんと一緒にいい作品を作れるよう自分らしく精いっぱい努めたいと思いました」と振り返る。 そして、「横浜流星さんは常に高い集中力を保ちながらも撮影の合間は積極的に子役の皆さんともコミュニケーションを取られていたりと、いつも現場の良い空気を作ってくださっているなと感じています。共演が楽しみだった方は小芝風花さん。俳優としてさまざまな役柄を幅広く演じられている一方で普段はカラッと明るくてかわいらしい印象がある方なので実際にお会いするのが楽しみでした。横浜さん、小芝さん、力のあるお二人が現場でどのように役に入っていかれるのか、それを側で見られることをとても楽しみにしています」と、共演者との時間を楽しみにしている様子。 「今回このお話しをいただいて、私自身、新造が三つの階級に分けられていることや『番頭新造』と呼ばれる遊女がいたということを初めて知りました。この時代に力強く生きた女性が確かにそこにいたということを少しでも表現できればと思っています。また、着物や髪飾り、化粧など遊女の立場や階級によっても微妙に違うので、その辺りも楽しんでご覧いただけたらうれしいです」と、自身の役柄を通じて、当時の女性たちの生き方を丁寧に伝えていきたいと語っている。