ラリー出場車両が完成 豊田会議所、55事業所が協賛
【三河】豊田商工会議所は1日、豊田市で12月1日に開催予定の「TGRラリーチャレンジinとよた」に出場するラリーカー「WE LOVE とよた号」の完成披露セレモニーを豊田市小坂本町の同会議所で開いた。商工会議所がラリーカーをつくって走らせるのは全国でも例がないという。三宅英臣会頭は「前回より多い55事業所に協賛していただいた。豊田をラリーの聖地にするという夢を乗せて、思い切り走ってほしい」とあいさつした。 同会議所としては5度目の挑戦となる。セレモニーにはドライバーの森島和輝さんとコドライバーの宮部ひろあきさんも出席。豊田市在住の大学生で、ラリー初挑戦の森島さんは「最高のパフォーマンスを発揮したい」と意気込んだ。宮部さんはWRCラリージャパン優勝など豊富な実績と経験を活かし、森島さんをサポートする。 ラリーカーは黄色を基調とした「トヨタGRヤリス」がベース。事業委託先のアールエスタケダ(本社名古屋市)の武田浩美社長は「車両性能は各段に進化した。より高みを目指し頑張るので期待してほしい」と自信を見せた。