母がタンス預金で「500万円」貯めたそうです。300万円をアメリカへの旅行で使うそうなのですが、税金などは問題ないのでしょうか?
多額のお金を海外へ持ち出すときの注意点
もし、税金申告していたとしても、海外へタンス預金を持っていく際は、税関への申告も必要になる場合があります。 財務省関税局(税関)によると、100万円に相当する金額の現金や小切手などを海外へ持ち出すときは、「支払手段等の携帯輸出・輸入申告書」の提出が必要なようです。また、純度90%以上の金の地金を1キログラムを超えて持ち出す際も申請しなければならないと定められています。 ただし、国によっては100万円でなくても申告が必要なケースもあるため、事前に財務省関税局(税関)のホームページで確認しておきましょう。
タンス預金は税金申告してから行う
タンス預金に使ったお金は、確定申告が必要な場合で申告が終わっていれば問題ありません。しかし、個人事業主の方や副業の方で、収入が一定金額以上あるのに確定申告をしていなかったり、受け取ったお金や相続したお金を申告していなかったりすると、税金の未申告として税務署から指摘される可能性があります。追加で税金の支払いが必要になる場合もあるため、税金の申告を忘れないようにしましょう。 また、300万円など海外に多額のお金を持っていくときは原則として税関へ申告が必要です。出国時に止められないためにも、事前に書類へ必要事項を記入して忘れず持参しましょう。 出典 財務省関税局 支払手段等の携帯輸出入の手続 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部