ジムニーオーナー必見! 魅力を最大限引き指す5ZIGENのカスタムパーツが熱い
5ZIGENのコーポレートナンバー「500」を受け継ぐホイール
7月27・28日の2日間、石川県産業展示館で開催された「北陸カスタムカーショー2024 in 金沢」。その会場に登場した5ZIGENのJB64ジムニーには、本邦初公開となる新作ホイール「TF500」が装着されていた。 【写真】ジムニーオーナー大注目! 5ZIGENの新作ホイール「TF500」 このTF500というホイールは、5ZIGENにとっても特別な存在で、「TF」とはトラクティブフォースの略であり、その意味は「牽引力」。「500」はモータースポーツ活動における5ZIGENのコーポレートナンバーで、つまりそのネーミングは積極的に参加し続けてきたモータースポーツシーンからのフィードバックを惜しみなく投入することで、ジムニーのカスタムシーンを引っ張っていくという強い決意の表われでもある。 そのコンセプトは、SUVらしい無骨なイメージを備えつつ、相反するスポーツスタイリングにもフィットできる特別な一台を作り上げるための鍵となるデザインを具現化すること。細くしなやかな7本のY字スポークは、リムフランジを飛び越えてリム外周にまで到達する伸びやかでスポーティな装い。フェイスがコンケーブを描くため生まれる足長感もより強く、実寸以上の大口径感を獲得できるのが特徴だ。 センターキャップはカバードタイプで、ナットホールを目隠しすることでラグジュアリーな印象もプラス。ただし、そのキャップは歯車形状で、オーナメント周囲にメッセージロゴを添えるなど、ジムニーに相応しいオフロードテイストも取り入れている。 ジムニー、シエラそれぞれに対して専用サイズを設定していて、それぞれのキャップも専用設計。ラグジュアリーさとスポーティさ、オフテイストを絶妙に融合したモデルだけに、オンでもオフでも強い存在感を発揮してくれる一本だ。
マフラーはジムニー用だけでなくレーシングスペックにも新作
設定する車両に対して最適なレイアウトを採用する5ZIGENの車種別専用設計マフラー、「5ZIGEN SPスペック・ストリート」。車種ごとで徹底した走行テストを実施し、排気効率の高効率化と排気騒音の低減を両立したハイスペックモデルで、もちろんJASMA・JQR認定品でJQRプレートも装着した保安基準適合品だから、安心して安全に使用できるのもその魅力だ。 そんなSPスペックにJB64/74用がいよいよラインアップ開始。じつは5ZIGEN、ジムニー用マフラーはJB23時代から積極的に開発を進めており、ジムニーに関するノウハウも豊富だから信頼度はバツグン。レーシングカー用と同様、テールエンドを曲げではなく接ぎ加工仕上げとするなど、ビジュアル性も文句なしで、スポーツ度MAXな後ろ姿の演出にもひと役買ってくれるから必見だ。 ジムニー用はノーマルバンパー用、薄型のカスタムバンパー用それぞれに対し、リヤピースの高さを上下約5cm調整できるのが便利。テールエンドは70φカールファンネル、右側ダブル出し仕様となっている。 さらに5ZIGENからは新型テールエンド、デュアルチューブフィニッシャーを採用したSP500マフラーも北陸カスタムカーショーで展示。こちらはレースシーンから得たノウハウを駆使して最適なパイプレイアウト、最良のサイレンサー構成を実現させたレーシングスペックモデル。アクセルレスポンスの向上や踏み返し時のピックアップ性向上などを達成できるのが特徴だ。 車両のもつポテンシャルを最大限引き出せるマフラーで、装着すれば走りがグッと楽しくなること確実。ストリートはもちろんサーキットでも通用するスペックを備えているのも魅力的だ。 現状はZ34フェアレディZ用やシビック・タイプR用、GR86用などをラインアップ中。スイフト・スポーツ用も準備中とのことで、今後の設定車種拡大にも乞うご期待だ。
吉坂直樹