【ヤマハの新型トレーサー9/9GT/9GT+欧州で発表】Y-AMTは9GT+に標準装備、他グレードもオプションで装着可能な設定に!
トレーサー9シリーズ・3グレードの概要
【トレーサー9】(STD)※日本未導入グレード? 2025年モデルのトレーサー9シリーズ共通で、新たな7インチTFTダッシュボードと更新されたスイッチギアに加え、ファミリーの新しいスタイリングとその他の仕様を更新。収納スペースにUSB充電ポイントを装備したほか、デュアルハイビームとロービームのヘッドライト、コーナリングヘッドランプ、急ブレーキを検知するとハザードライトが自動的に作動する緊急停止システム導入など、高度なシステム補助機能を追加。アクセサリーオプションで、3ケースラゲッジシステム、第3世代クイックシフター、タイヤ空気圧監視システムなどを用意される。そのほか、オプション設定のY-AMT仕様には自動キャンセルウインカーとグリップヒーターも付加される。電子制御機構の簡略化も含めて、車重は219kg(Y-AMTのオプション車で224kg)とトレーサー9シリーズ中で最軽量。車体色はレッドライン、ミッドナイトブラックの2色設定。 【トレーサー9 GT】 標準のトレーサー9より高級な機構を標準装備するGTは、マトリックスLEDヘッドライト、KADS電子制御サスペンション、電動調整式ウィンドスクリーン、グリップヒーター、スマートキー、コネクティビティなどを採用。また、第3世代クイックシフターと自動キャンセル式ウィンカーも標準装備。オプションのY-AMT仕様には、車両ホールドコントロールと統合ブレーキシステムも搭載。車体色はセラミックアイス、テックブラックの2色設定。 【トレーサー9 GT+】 ヤマハのフラッグシップスポーツツーリングモデルとして、フルセットの最新テクノロジーを搭載した仕様がGT+。クラッチレス機構でハンドシフトのY-AMTが標準装備となるほか、アダプティブクルーズコントロール、30リットルの中央ロック式ハードサイドケース、死角検出機能、バックライト付きスイッチギア、タイヤ空気圧監視システム、高耐久性ドライブチェーンも採用。車体色はコバルトブルー、アイコンパフォーマンスの2色設定。 <トレーサー9GT/同Y-AMT/GT+主要諸元> ※< >内はGTのY-AMT仕様、[ ]内はGT+ ■エンジン 水冷4ストローク並列3気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク78.0×62.1mm 総排気量890cc 圧縮比11.5 燃料供給装置:フューエルインジェクション 点火方式フルトランジスタ 始動方式セル ■性能 最高出力87.5kW(119ps)/1万rpm 最大トルク93Nm(9.5kgm)/7000rpm ■変速機 6段リターン 変速比─ 一次減速比─ 二次減速比─ ■寸法・重量 全長2175 全幅900 全高1440-1530 軸距1500 シート高845-860(各mm) キャスター24°25′ トレール106mm タイヤF120/70ZR17 M/C 58W R180/55ZR17 M/C 73W 車両重量227<231>[232]kg ■容量 燃料タンク19L エンジンオイル3.5L ■国内導入時期:2025年夏以降 まとめ●モーサイ編集部・阪本 写真●ヤマハ発動機
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