危険な熱中症には水分補給が欠かせない…でも飲み方には要注意!「ペットボトル症候群」で血糖値が急上昇するリスクも…口の渇きや頻尿、けん怠感…悪化すれば意識障害も
北海道放送(株)
夏の暑さを乗り切るには水分補給が欠かせませんが、飲み方には注意が必要です。 最高気温が25℃を超え、夏日となった、27日の札幌。北海道にも本格的な夏がやって来ました。 札幌のマチでは… 「いやあ暑いですね」「怖いのはやっぱり熱中症ですね」
記録的な猛暑となった去年、北海道内では過去最多の3265人が熱中症で救急搬送されています。 その熱中症予防で大切な「水分補給」に、思わぬ危険が潜んでいるのです。 さっぽろ糖尿病甲状腺クリニック 竹内淳院長 「熱中症対策とか、脱水症のときに、ペットボトルの糖質の入った飲料水をたくさん飲むことによって、体調を崩したりとか、糖尿病を発症したり、場合によっては危険な状態になるというものが、ペットボトル症候群と呼ばれています」
飲み方を間違えてしまうと、思わぬ事態に…。夏の水分補給で注意したい“ペットボトル症候群”について、もうひとホリします。 みなさんは、夏の水分補給、どうしていますか?札幌のマチで尋ねると…。 マチの人たちは… 「めちゃめちゃ水飲んでます」 「いつもスポーツドリンクとかお茶…ペットボトル2リットルを1本とかは飲みます」 「基本は水ですね。ジュースも結構飲みますね。家に1.5リットルを置いて、いつも飲んでます」 夏の暑い日に買いたくなるペットボトル飲料。 しかし、糖質が入ったスポーツドリンクや炭酸飲料などを大量に飲んだり、一気にがぶ飲みすると、血糖値が急激に上昇し、“ペットボトル症候群”になる可能性があるといいます。 さっぽろ糖尿病 甲状腺クリニック 竹内淳院長 「“ペットボトル症候群”になると、軽症のうちは、口が渇くとか、頻回にトイレに行く、特に夜間トイレに起きちゃうっていうような症状とか、吐き気とか、倦怠感が出ますね」
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