女子日本代表がベルギーに黒星…パリ五輪で3連敗を喫してグループフェーズ敗退に
8月4日、パリ2024オリンピック女子バスケットボールの予選グループフェーズ第3戦が行われ、日本代表(FIBAランキング26位)はベルギー代表(同6位)に58-85で敗れた。 予選グループ0勝2敗で崖っぷちに追い込まれ、得点源の山本麻衣が脳震とうのため2戦連続で欠場した日本代表。恩塚亨ヘッドコーチは、町田瑠唯、宮崎早織、林咲希、赤穂ひまわり、髙田真希の5名をスターターに起用した。 日本は宮崎のアシストから髙田が先制点を奪う。その後は林のジャンプシュート、宮崎と馬瓜エブリンのフリースローで得点を挙げるも、ベルギーを追いかける展開に。しかし、放った7本の3ポイントシュートが決まらず、相手ブロックにも阻まれるなど得点を伸ばせなかった日本は、7-19で第1クォーターを終えた。 続く第2クォーター、赤穂がこの試合最初の3ポイントを沈めると、髙田もポストプレーから得点を挙げるが、失点を抑えられず点差を広げられる。それでも、中盤には馬瓜エブリンと林の連続3ポイントがヒット。その後も馬瓜エブリンの力強いドライブや、林の長距離砲で応戦するが、クォーター終了間際にベルギーの連続得点を許し、23-39で試合を折り返した。 迎えた第3クォーター、開始からの連続失点で点差は20点以上に拡大。苦しい状況でも髙田が後半最初の得点を挙げると、本橋菜子と東藤なな子も続き、日本が連続6得点を挙げる。劣勢の中で本橋、東藤、馬瓜エブリンが3ポイントを決めて得点をつなぐが、39-61とベルギーに点差を広げられて最終クォーターへ。 第4クォーターでは林が意地の3ポイントをヒット。決勝トーナメント進出へ向けて攻撃の手を緩めないベルギーの猛攻を受けるが、町田の3ポイント、馬瓜エブリンや本橋などの得点で日本も奮闘する。試合終盤にも林のレイアップや馬瓜ステファニーのフリースローが決まるが、最後は58-85で敗れた。 女子日本代表は林が13得点、馬瓜エブリンが12得点と奮闘するも、3連敗でパリオリンピックを終えてグループフェーズ敗退を喫した。 ■試合結果 <パリ五輪予選グループフェーズ第3戦> 日本 58-85 ベルギー JPN| 7|16|16|19|=58 BEL|19|20|22|24|=85
BASKETBALL KING