もち米80キロで大鏡餅奉納 福島県郡山市の安積国造神社 五穀豊穣や家内安全祈願
福島県郡山市の安積国造神社で28日、大鏡餅の奉納式が行われ、地域住民らが新年に向けて準備を整えた。 年末の恒例行事で、氏子ら約70人が参加した。午前6時から臼4台を使い、約80キロのもち米をついた。子どもらが千本ぎねで手伝った。完成した大鏡餅は直径約90センチで、二つ重ねた高さは約70センチ。氏子らがみこしに載せて担ぎ、拝殿に備えた。 玉串をささげて五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を祈願した。安藤智重宮司は「世界が平和な1年になってほしい」と語った。