デイズよりスカイラインが劣る!? 登場時は先進技術満載で話題も……熟成を続けて10年以上も従来型を推したいワケ
現行型の登場から10年以上が経過したスカイライン。登場した当時は2Lターボ搭載や高速道路で手放しまでできるプロパイロット2.0などで話題となっていたが、その装備はもう選べないのだ……。今となってはデイズより劣る運転支援でどうしちゃったの、スカイライン!! 【画像ギャラリー】古いけどかっこいいよなあ……現行型登場から10年以上の日産 スカイラインと2023年登場のスカイラインNISMO(20枚) ※本稿は2024年3月のものです 文/渡辺陽一郎、写真/ベストカー編集部、NISSAN 初出:『ベストカー』2024年4月26日号
■日産 スカイライン(2013年11月デビュー)熟成期間:10年7カ月
現行スカイラインは2014年に発売された。一時はメルセデスベンツと共通の2Lターボを搭載したり、ハイブリッドに高速道路で手離し運転の可能なプロパイロット2.0を搭載したこともある。 今はNISMOも選べるが、大切なメカニズムとされるハイブリッドやプロパイロット2.0は廃止された。現在のエンジンは、アイドリングストップの付かないV型6気筒3Lツインターボだけだ。 衝突被害軽減ブレーキも設計が古く歩行者を検知できない。デイズの機能と比べても劣っている。先進技術は従来型よりも退化して、古いだけのクルマになった。 ●主なマイナーチェンジ ・2014年5月:2Lターボ追加 ・2015年12月:一部改良 ・2016年3月:一部改良 ・2017年12月:マイナーチェンジ ・2019年7月:マイナーチェンジ、400R追加 ・2020年9月:一部改良 ●熟成度:50点(100点満点中) ●判定:古さが目立つ……