「来年は良い人生に」青森市の「昭和大仏」で恒例・すす払い…各地で新年迎える準備 カピバラは“ゆず湯”でうっとり
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2024年も残すところあと2週間余り。全国的に厳しい寒さが続く中、年の瀬に向けて準備を進める各地の様子です。 断続的に降り続いた雪で15日朝、37cmの積雪を観測した青森市です。 青銅座像としては奈良や鎌倉の大仏をしのぎ、日本一の大きさを誇る昭和大仏で、師走の恒例行事すす払いが行われました。 寺の職員と宮大工が5メートルほどの笹竹を使って、大仏に付いた雪やほこりを払っていきます。最後に勢いよく水をかけ、汚れを洗い流しました。 織田隆全住職: 来年は良い人生になるんだという思いを込めさせていただきました。 2024年も残すところ2週間余り。新年を迎える準備が各地で進んでいます。 和歌山県の世界遺産・熊野那智大社では、境内に飾られている干支の大絵馬が辰から巳に掛け替えられました。 絵馬のデザインは神の使いである白い蛇が御幣に巻き付いている様子で、那智の滝と初日の出も描かれています。 男成洋三宮司: ヘビは幸運とか金運をもたらす縁起の良い動物といわれていますので、いい年になればと思います。 訪れた人たちは早速、新しい大絵馬をバックに写真を撮っていました。 一方、岡山市の池田動物園では、カピバラが温かいお風呂に入っていました。 12月21日の冬至を前に、カピバラたちに一足早くゆず湯がプレゼントされました。 岡山市の最低気温は今シーズン最も低い0.1度と冷え込みましたが、カピバラたちは温かいゆず湯に浸かってうっとりとした表情を浮かべていました。 東京都心も最低気温が1度を割り込み、今シーズン最も寒い朝となりました。 世田谷では440年以上の歴史を誇るボロ市が行われ、多くの人でにぎわっています。 訪れた人は「お花のピアスを買いました。3500円だったんですけど、2500円にしてもらいました」「(何を買った?)肉球です。かわいいから」と話し、ボロ市を楽しんでいました。 沿道には約700の露店が並び、骨董品や古着、おもちゃなどが売られています。 そんなボロ市の名物が代官餅です。 大根おろしやあんこ、きなこなどをまぶしたつきたての餅を求めて長い行列ができていました。 訪れた人は「めっちゃおいしいです。ボロ市に来たなと並んだかいがありました」「大根の味が辛みがちょうど良い感じです。ネギとかも入っているので、すごくおいしいです」「めっちゃおいしい、あんこのお餅」と話しました。 ボロ市は12月15日までで、2025年1月にも2日間開催されます。
関西テレビ,岡山放送,フジテレビ,社会部
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