NHK党・立花孝志氏、落選確実 大阪・泉大津市長選 投票率は44・07%、4年前の市長選から6・27ポイントアップ
大阪府泉大津市長選が15日投開票され、新人で政治団体「NHKから国民を守る党(NHK党)」党首の立花孝志氏(57)は落選確実となった。午後10時時点で開票率は97・19%で、立花氏が4400票、現職の南出賢一氏(44)が2万1400票で3選を確実にした。 ◆ガーシー氏(画面)と当選を喜ぶNHK党の立花党首【写真】 「現職対新人」の一騎打ちの構図で行われた泉大津市長選。兵庫県知事選にも出馬し、斎藤元彦知事の再選に影響を与えた立花氏が立候補したこともあってか、告示後2日間の期日前投票者数は前回選の1・5倍に上った。立花氏の演説には市外からもユーチューバーらが”参戦”し、演説の様子を生配信するなど関心を集めた。 泉大津市の当日有権者数は6万239人。投票率は44・07%。現職と新人が争った4年前の市長選の投票率37・8%を6・27ポイント上回った。 立花氏はこれまで、来年1月に行われる兵庫県南あわじ市長選への出馬の意向も示している。
中日スポーツ