立憲が内閣不信任案を提出 自民党内でも岸田総理の退陣論強まる、21日の記者会見で「その場で総裁選には出ませんと宣言することが一番スムーズだ」
国会は最終盤をむかえ、立憲民主党が岸田内閣への不信任決議案を提出しました。 不信任案には維新、共産、国民などが賛成する見通しで、野党が結束して岸田総理に退陣を迫った形です。立憲は裏金事件をめぐる対応が不十分だとして不信任案を提出しましたが、このあと否決され、打つ手がないまま閉会を迎えます。今後は地方選挙や党の代表選挙で存在感を示し、政権交代への勢いをつけたい考えです。 【映像】立憲民主党が内閣不信任案を提出 一方、自民党は心の中では不信任に賛成だと漏らす人もいて、岸田総理の退陣論は強まっています。中堅議員は、国会閉会は「総裁選に向けた号砲だ」と話していて、ポスト岸田とされる茂木幹事長や石破元幹事長が会合を重ねるなどの動きも出ています。 岸田総理は21日に記者会見にのぞみます。自民党内からは「その場で総裁選には出ませんと宣言することが一番スムーズだ」との声も出ています。（ANNニュース）
ABEMA TIMES編集部
