テン・ハグ監督の右腕、マクラーレン氏がユナイテッド退団…ジャマイカ代表監督就任「心から感謝している」
ジャマイカサッカー連盟(JFF)は7月31日、ジャマイカ代表監督にスティーブ・マクラーレン氏(63)が就任することを発表した。 【まとめ】海外移籍最新情報を網羅!詳報をチェック マクラーレン氏は2年契約を結び、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)出場を目指すこととなる。 ハル・シティやダービー・カウンティ、ブリストル・シティなどでプレーしたマクラーレン氏は、引退後に指導者に。自身の最後のクラブとなったオックスフォード・ユナイテッドのU-18チームで監督としてキャリアを始めると、ファーストチームでアシスタントコーチに就任する。 その後、ダービー・カウンティでのアシスタントコーチを経て、1999年2月にマンチェスター・ユナイテッド入り。サー・アレックス・ファーガソン監督の下であアシスタントコーチを務め、チームの初トレブル達成に貢献。2000年11月からはイングランド代表でスヴェン・ゴラン・エリクソン監督のアシスタントコーチを務め、日韓W杯にも参加した。 その後、ミドルズブラで監督を務め、初めてファーストチームを指揮。すると、2006年8月にイングランド代表監督に就任したが、1年で解任となってしまった。 その後は、トゥベンテ、ヴォルフスブルク、ノッティンガム・フォレスト、ダービー、ニューカッスル・ユナイテッド、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)などを指揮。2022年7月に再びユナイテッドに戻り、エリク・テン・ハグ監督の下でアシスタントコーチを務めると、今シーズンからはテクニカル・アドバイザーに就任していた。 ユナイテッドもマクラーレン氏の退団を発表。チームがアメリカツアーから戻ってくるまではキャリントンでツアーに不参加の選手たちのトレーニングを指導するとのこと。その後にジャマイカへと渡るという。 マクラーレン氏はユナイテッドを通じてコメントしている。 「この2年間、マンチェスター・ユナイテッドの皆さんの友情、助け、サポートに心から感謝する」 「エリクがクラブに2つのトロフィーをもたらすのに貢献できたことを嬉しく思う。そして、私の最後の試合がマンチェスター・シティに対するFAカップの勝利だったことは、これ以上に良い終わり方はない」 「マンチェスター・ユナイテッドの基盤がしっかりしているからこそ、近いうちにクラブが再びすべての主要なトロフィー獲得に挑戦できるようになるだろうと私は確信している」 ジャマイカ代表はコパ・アメリカ2024に参加。しかし、メキシコ、エクアドル、ベネズエラ相手に3連敗でグループステージ敗退。ヘイミル・ハルグリムソン監督がチームを去っていた。
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