ハンドボール日本リーグ女子のイズミ、北国銀行との試合後に被災地応援の横断幕贈る
ハンドボールの日本リーグ女子のイズミは3日、広島市東区であった北国銀行との試合後、能登半島地震の被災地にエールを行った。石川県を拠点とする北国銀行に「がんばろう北陸」などのメッセージが入った手作り横断幕を贈り、会場で一緒に義援金を募った。 【写真】イズミ対北国銀行の試合の様子 選手の発案で企画した横断幕は縦約60センチ、横約2メートル。選手や来場者が「共にのりこえる」や「百万一心」などのメッセージを書き込んだ。試合後に贈呈式があり、両チームの選手が横断幕を手に記念撮影をした。 北国銀行は1月に石川県内で予定していたリーグ2試合が中止となり、県外の会場での実施を余儀なくされた。イズミの石川紗衣選手は「同じリーグのチームとして何かしたかった。こうして試合ができる環境自体、当たり前ではない」と話した。
中国新聞社