三浦監督に評価されず…?DeNA、前年から1軍出場がない選手(4)ファームで防御率10点超えでは
昨季は三浦大輔監督のもと3位に入り、2年連続のAクラス入りを果たした横浜DeNAベイスターズ。若手の台頭も著しいが、その影では一軍出場の機会を掴めない選手もいる。特に前年から一軍出場がない選手は、是が非でも一軍昇格を勝ち取りたいところだろう。そこで今回は、前年から一軍出場がないDeNAの選手を紹介したい。
髙田琢登
投打:左投左打 身長/体重:178cm/80kg 生年月日:2002年9月18日 経歴:静岡商 ドラフト:2020年ドラフト6位 制球面が大きな課題となっているのが、高卒4年目左腕の髙田琢登である。 髙田は、父親が監督を務める静岡商でプレー。コロナ禍の影響で甲子園への道は絶たれたものの、高校屈指の左腕としてプロのスカウトから注目され、横浜DeNAベイスターズからドラフト6位指名を受けてプロ入りした。 ただ、高卒1年目の8月に左肩のクリーニング手術を受け、同年はファームでの登板が1試合のみに終わった。 翌2022年はファームで26試合にリリーフ登板したが、0勝3敗、防御率5.06。前年より登板機会を増やしたが、32イニングを投げて26四球を献上するなど、制球に苦しんだ。 昨季もファームで24試合に登板。しかし、同年も制球に苦しんで0勝3敗、防御率7.79。34回2/3を投げて36与四球と、投球回を上回る四球を与えてしまい、課題は改善されなかった。 今季も、ファームで厳しい投球が続く髙田。現時点では、一軍のマウンドが程遠いものになっている。
ベースボールチャンネル編集部