自民党本部から参議院議員からのくら替えを認められず、党の公認を得られなかった大家敏志氏が次期衆院選への出馬を断念したことを明らかにしました。 参議院議員　大家敏志氏 「今回は出馬を断念する。もっと努力できた。もっとやり方があったかもしれない」 福岡９区からの出馬を目指していた大家氏ですが、地元・北九州市で行われた、大家氏を支持する、県議や市議などが集まった会合に出席し、次期衆院選への出馬断念を決めました。 大家氏を巡っては、参議院議員からのくら替えを目指し、自民党福岡県連からは公認の推薦を受けましたが、党本部は「原則として任期中の議員のくら替えは、認めない」というスタンスを崩さず、公認を見送り、大家氏が次期衆院選への出馬を見送るのか、無所属で出馬するのかが、注目されていました。 「思うところはいろいろある。しかし９区の議席を奪還するにはまだまだ（自分が）力不足だったのだろうと。そういう判断が下った」 大家氏が出馬を見送ったことで、北九州市八幡東区や八幡西区などを選挙区とする福岡９区はご覧の４人が立候補予定となっています。