「北陸の海の幸」食卓への影響は… 寒ブリなど鮮魚は回復 県民おなじみ「ビタちく」は出荷めど立たず
買い物客は… 客: 「代替のものがあればそれを買うけど…」 「困りますね。被害を受けた方たちがお気の毒で」 「ビタミンちくわ」を製造している工場は能登半島の七尾市にあります。今回の地震で天井が落ちたり機械が倒れたりする被害が出ました。水も使えず、製造は完全にストップしています。 スギヨ 広報: 「今、復旧の見通しも立たない状況で、またビタミンちくわを作れるのか分からない状況。70 年以上前から、毎日30万本以上作っていた。それが1日にして1本も作れなくなったということは、いまだに信じられない」
工場再開のめどは全く立っておらず、しばらくの間スギヨの「ビタちく」が食卓から姿を消すことになります。 スギヨ広報: 「『早く復旧できるように応援します』や『待っているよ』というメッセージをいただくので、改めてビタミンちくわがたくさんの方に食べられていたのだと実感しています。また長野県の方に必ずお届けできる日が来るように、私たちも皆さんに届けたいという思いを胸に、復旧作業に取り組んでいきたい」 なお、長野市のスーパー「原信」では、新潟のメーカーから別のちくわを仕入れるなどして、「品切れ」を防いでいるということです。 原信 若里店の担当者: 「被災地の方々の一刻も早い復興を願っている」
長野放送