手触りの良い木の遊具で遊ぶ子どもたち（大津市一里山６丁目・瀬田公園体育館）

　滋賀県産木材のおもちゃに親しむイベント「木育ワンダーパーク」が26～27日、大津市一里山6丁目の瀬田公園体育館で開かれた。手触りの良い木の遊具や乳幼児向けの遊び場、工作体験コーナーが設けられ、多くの親子連れでにぎわった。 　木の魅力を体感してもらおうと、県と県木材協会が県内各地で毎年開催している。会場では大型ジャングルジムや、木の玉を転がして遊ぶスライダー、積み木などが人気を集めた。工作体験では子どもらが真剣な表情で、木のレーシングカーやハロウィーンの飾り作りに熱中していた。 　会場のおもちゃは県産の認定木材「びわ湖材」で製造されたものが中心で、県の担当者は「間伐して製品にすることが森林の循環につながる。小さい頃から木の魅力に触れ、生活に取り入れてもらえたら」と呼びかけた。