【RISE】ガチ路線体現の数島大陸「リスペクトしてRISEもABEMAも那須川家もつぶす」
立ち技打撃格闘技RISE(ライズ)は21日までに「RISE183」(23日、後楽園ホール)で行われるフライ級(-51・5キロ)王座戦で那須川龍心(18=TEAM TEPPEN/同級1位)の挑戦を受ける王者・数島大陸(りく、21=及川道場)のインタビューを公開した。初防衛戦に向けての意気込みを一部抜粋で紹介する。 -数島選手がカード発表会見から怒っているという事が話題になっています 「怒っているというか、僕は今のRISEのあり方について、もっとこうあった方が良いっていうのを言っているだけ」 -RISEのあり方 「もちろんエンタメとか数字とか大事だから、そういう格闘技団体もあって良いですよ。だけど僕はバランスが大事だと思っていて、やっぱりRISEは本当に強い選手がいますし、RISEはガチ路線で攻めて行ってほしいんですよ」 -数島選手の周囲も、いつもより温度感が違うことで、何か異変を感じたりはしていませんでしたか 「みんなには『なんで怒ってるん?』ってめちゃめちゃ聞かれます」 -ジムの仲間も異変を感じていますか 「ジムの子たちは、僕がRISEに対して言いたい事を言ってんだろうなっていうのを分かってくれる人が多いので、周りのジムの子らもサポートしてくれたり、今回は相手も相手なので注目度も高いから、その分みんな応援に来てくれるので、すごい良い状態ではあります」 -ご家族の方の反応は 「家族には、会見ではじめに言った時は『いらんこと言わんでええねん』って怒られましたね(笑い)」 -今回数島選手が那須川選手に勝って、王座を防衛することで自分の意見はさらにRISEに通るという風に思っていますか 「これだけ言って負けたら、周りにもRISEにも口だけだったなと思われるので、ここでしっかり勝って実力を証明する事によって、自分の言っている事が正義になるので、絶対に負けられないですね」 -その正義、自分の意見をこの試合を通して押し通したいという気持ちは強いようですね 「そうですね。やっぱり格闘技をやっていて強くなる事が一番だし、強いやつとどんどんやっていって、そこで実力を証明していきたいです。数字とかも大事だとは思うんですけど、エンタメ枠はエンタメ枠の団体に任せておいて、RISEはガチ路線をひたすら貫き通してほしいです」 -王座防衛戦を果たしたら、挑戦者の龍心選手と語り合える日が来ますか 「仲良しこよしでやろうとは思わないので、それはないですね。引退したらあるんじゃないですか。選手としてはリスペクトしているので、そこに対しての『ありがとうございました』っていうぐらいですね」 -どんな防衛戦になると予想されますか 「いろんな展開は考えていますし、那須川選手もめちゃめちゃ強いので、そう簡単には試合が終わらないと思います。いろいろなことを想定してやってきたので、それをしっかり出すだけかなっていう感じです」 -どこに注目してほしいですか 「僕は王者ですけど、初めから那須川龍心という選手を食うつもりでいくので、ファンの方には1R目から瞬き厳禁で見ていてほしいです。僕はチャンピオンであっても倒しにいくスタイルが1番自分に合っているので、1R目から全部奪う気持ちでいくので、注目していてほしいです」 -龍心選手の女性ファンを全て奪うような気持ちはありますか 「女性ファンというか、那須川龍心選手ファンからのアンチは結構来るので、そいつらを全員黙らせたろうっていう気持ちはあります」 -これからもRISEに対して遠慮なく意見を言っていくつもりでしょうか 「この試合が終わったからといって、意見を言うのをやめるつもりはないです。もちろん試合ができることにありがとうございますっていう気持ちはあるんですけど、だからといってRISEさんってこびるつもりはないですね。自分の思っていることは言おうと思うし、RISEは格闘技団体としてこうあるべきっていう事を僕は言っていきます」 -でしたら今回王座防衛を果たしたら、リング上からファンに向かって、もしくはリングサイドにいる伊藤代表に向かってマイクアピールすることもあり得ますね。 「試合に勝ったらリングで『RISEはこうあるべきだ』って伊藤代表の目の前で言ってやろうかなと思っています」 --最後にファンの方々にメッセージを 「僕は那須川龍心選手はすごい強いと思っていて、リスペクトしています。リスペクトした上で全力でRISEもABEMAも那須川家も全員つぶしに行くので、皆さん僕に期待してください。必ず勝つので応援をよろしくお願いします。キックボクサーは泣かないぜ!」