アグレッシブな表情と充実装備でライバルを圧倒「トヨタ・ヴォクシー」【最新ミニバン 車種別解説 TOYOTA VOXY】
先進装備や快適性が大幅進化 クラストップレベルの省燃費
4代目となるヴォクシーは、3代目まで使われていた1990年代からのプラットフォームを一新。トヨタ最新のTNGA GA-Cプラットフォームに刷新するとともに、先進運転支援機能をトヨタ最新、最先端のものにいきなりアップデート。 【写真】トヨタ・ヴォクシーの詳細を見る
エクステリア
先進装備や室内空間の快適性、使い勝手、さらには第五世代となる一新されたハイブリッドシステム、前車との接近やカーブ手前制御まで行なう、トヨタセーフティセンスに含まれるプロアクティブドライビングアシスト、トヨタ最新のアドバンストドライブやスマホでノア/ヴォクシーをラジコンのようにも扱える先進の駐車支援システム、車内Wi-FiWなどをフル搭載(オプションを含む)。ライバルを青ざめさせるに十分と言っていい内容、進化ぶりなのである。
乗降性
4代目ヴォクシーの特徴が、全幅1730mmの3ナンバーサイズに統一され、一段とアグレッシブな表情、弩級のオラオラ顔となるエアロ仕様のみになった点。パワートレインはガソリン車が2.0lダイナミックフォースエンジン+10速!CVTの組み合わせ。WLTCWモード燃費はクラス最上の15.0km/lを達成。一方、最新の第五世代を投入したハイブリッドモデルは先代比でモーター16%、バッテリー15%の出力アップを果たし、WLTCモード燃費はこちらもクラストップレベルの最高23.3km/lを誇る。
インストルメントパネル
装備面での進化も著しい。インパネセンターにはコネクティッドナビ対応の8インチのディスプレイオーディオ、または上級のエージェント機能を持つ10.5インチのディスプレイオーディオ+(プラス)を用意。スライドドア部分のステップからの乗降性を高めるユニバーサルステップが非パワーのカラクリ機構となり税込み3万3000円で装備できる点や、テールゲートが非パワー仕様でも、任意の位置で止められるようになった配慮もうれしい。最先端安全機能の降車アシストなどもライバルにない安全面での強みになる。