Penthouse・浪岡真太郎が思う「ツインボーカルの理想のバンド」とは?
「とにかくよく聴いたアルバム」は?
番組では事前にアンケートを実施。「とにかくよく聴いたアルバム」の項目で、浪岡はヴィンテージ・トラブル、ブルーノ・マーズ、ベン・ロンクル・ソウル、エレクトロ・デラックス、ミンゴ・フィッシュトラップといった名前を挙げた。 クリス:これはみんなノンハードですよね? 浪岡:ヴィンテージ・トラブルはハードロックのアルバムもあります。 クリス:どんな感じなんですか? 浪岡:ヴィンテージ・トラブルはブルーノートと契約した初のロックバンドみたいなことを言われるんですが、僕はブルーノートと契約する前のほうがすごく好きで。シンガーが黒人でソウルフルな歌い方でハードロックをやるというのが僕的にはドンピシャですごくハマりました。 クリス:ちょっとファンキーな感じもありますね。 浪岡:ファンキーさ、ブルージーさみたいな。エアロもそうですし、ハードロックというサウンドはありながらも、ブルース、ファンクあたりの要素が入っているものが好きなことが多いです。 クリス:ブルーノ・マーズはよく聴く? 浪岡:聴きます。 クリス:Penthouseに入ってから、この手の音楽も好きになった感じですか? 浪岡:Penthouseを始める前からというか、サークル時代でしょうか。大学のサークルは、こういうファンクやアシッドジャズなど、そのあたりがすごく人気だったので、その文脈でよく聴くようになったのかなと思います。 クリス:影響は受けていますか? 浪岡:めちゃめちゃ受けました。自分が曲を書くときにもちょっと意識しちゃうところがあるんじゃないかなと思います。 クリス:ライブも行かれたんですよね? 浪岡:1月のライブに行きました。最高でしたね。終わって時計を見たら1時間半ぐらいしか経ってなかったんですが、それでも濃密だし、ヒット曲しかないし、歌もうまいし、演奏もいいし、言うことないなと。 クリス:ステージングもすごい。あの人は3歳ぐらいからステージに立っている人ですから。 浪岡:定期的にSNSで小さいときのブルーノを見ます。 クリス:エルヴィス・プレスリーに扮したのをね。ハワイのワイキキかなんかの箱バン(ライブハウスの専属バンド)だったんです。家族全員が音楽ファミリーで、ワイキキはすごくいろいろなホテルがあるじゃないですか。そこでナイトクラブやホテル、繁華街で両親たちがバンドを組んでいたと。だからスーパー叩き上げなんですよ。 浪岡:それはあれだけうまくなるわ、という(笑)。すごいですよね。