Penthouse・浪岡真太郎が思う「ツインボーカルの理想のバンド」とは?
Penthouseの浪岡真太郎(Vo/Gt)が、自身の音楽のルーツやリスペクトするアーティストについて語った。 浪岡が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。ビールを飲みながら、クリスとゲストが音楽談義を繰り広げる番組だ。オンエアは4月6日(土)。 この番組では、ゲストがビールに合う“おみや”を紹介する。浪岡は「テングビーフジャーキー」を持参し、ビールとともに楽しんだ。
ハードロックのバンドも組んでいた
Penthouse は2021年にメジャーデビューを果たした6人組ツイン“リード”ヴォーカル・バンド。新曲『我愛你』をリリースしたばかりだ。フロントマンを務める浪岡は1993年生まれ岩手県出身。東京大学に進学するために上京。クリスはそんな浪岡の音楽のルーツについて質問を投げかけていった。 クリス:音楽にハマったのはいつからなんですか? 浪岡:中学のときにクラスでカラオケがはやって行くようになってからですかね。親はどちらも音楽が好きだったので、音楽自体は身近にありましたが、自分でやるようになったのはこれがきっかけかなと思います。 クリス:お父さんはどんな音楽にハマっていたんですか? 浪岡:父親はハードロックで、ディープ・パープルとかを家や車でかけていました。母親は音楽の先生で合唱曲が好きでしたね。 クリス:ご両親からの影響はあります? 浪岡:親はよく家で歌っていましたから。高校で軽音楽部に入るんですが、そこで父親にギターの音楽理論みたいなのを教わりました。 クリス:ちなみにお父さんは楽器をやっていたんですか? 浪岡:父親はギターです。 クリス:ボーカリストではなかった? 浪岡:歌もけっこううまかったです。 クリス:じゃあ、パープルを歌っていたんですね。 浪岡:1回くらい家族でカラオケに行くことがあって。そのときはレインボーを歌っていましたね。 クリス:浪岡さんもどちらかというと、Penthouseをやる前はハードロック系でしたよね。 浪岡:僕はそれこそ大学に入る直前ぐらいから、Penthouseとは別の文脈でハードロックバンドをずっとやっていましたね。 エアロスミスのスティーヴン・タイラーが歌のルーツだと語る浪岡は、ほかに影響を受けたアーティストやバンドについても明かした。 浪岡:ハードロックだったらミスター・ビッグやディープ・パープル、レッド・ツェッペリンあたりの王道が大好きでした。 クリス:でもやっぱりエアロスミス? 浪岡:スティーヴンの声が一番好きだったので。ちょうどあのぐらいブルージーな要素があるものが僕的には好きでした。 クリス:何枚もアルバムを出していますが、エアロはなにが好きですか? 浪岡:悩みますが『ゲット・ア・グリップ』はよく聴きました。『パンプ』と甲乙つけがたい感じです。 クリス:エアロの一番の魅力はなんですか? 浪岡:難しいですけど、ロックが持つキャッチーさとスティーヴン・タイラーのルーツであるブルースやファンクといった要素が入ってきているのがいいんじゃないかなと思います。 クリス:どちらかというと70年代のバンドがお好きという感じですよね。 浪岡:70年代の雰囲気が一番好きです。 クリス:パープルとツェッペリンだとどちらですか? 浪岡:なかなか決め難いですけど、よくサークルでコピーしていたのはディープ・パープルのほうかな、という感じです。