「ごみ処理道筋、今年こそ」三重・多気の久保町長 年頭始め式で
三重県多気郡多気町の年頭始め式は6日午前10時から、相可の町役場で行われた。久保行央町長は冒頭、集まった職員約50人を前に、年末年始の休みが最大9連休となったことに触れ「ゆっくり体を休めてもらったと思います」とあいさつ。また、元日で発生から1年を迎えた能登半島地震に触れ「石川県の発表では、被災地の自治体で人口が9%減少したと聞いている。いつわれわれもそういった事態に陥るか分からない。心して取り組んでほしい」と語った。 新年度に向けては「保育園の統合が進み、小学校統合に関しても用地買収が進みこれから設計に入る。新たなごみ焼却処理施設の(最優先候補地となっている丹生の香肌奥伊勢資源化プラザの)道筋を、今年こそはつけたい」と話した。 続けて筒井尚之副町長も「新しい目標を持って頑張ってもらいたい」とあいさつ。 小林真一町教育長は今年が巳(み)年であることに触れ「(ヘビの抜け殻は)これまで努力してきたことが報われるという意味合いがある。古い自分を脱ぎ捨て、各部署の垣根を越えて、人々の幸せのために新しいことに挑戦してほしい」と激励した。