JYPの新ボーイズグループKickFlip、メンバーのバックグラウンドも明らかに!7人の個性に注目
JYPエンターテインメント(以下、JYP)の新人ボーイズグループKickFlipのメンバーたちが、デビュー目前の心境を語った。 JYPは本日(8日)0時、KickFlipの公式YouTubeチャンネルにメンバーたちの個人イントロダクションビデオを公開した。彼らは今回の映像を通じて、デビューに対する覚悟や現在の心境を語っている。 リーダーのゲフンは、2016年にJYP公開採用オーディションで1位を獲得し、約10年間練習生として過ごした実力者だ。彼は、オーディションに参加した当時について「運だけではなかったと思います。たくさん練習したし自信もありました」と振り返り、長きにわたる練習生としての生活については「本当に長い時間だったけれど、その過程は辛いことばかりではありませんでした。人知れず休憩もしていたし、遊びに行く時間もあったから」と余裕のある素振りも見せた。 埼玉で育ったと切り出した日本人メンバーのアマルは自身のバックグラウンドについて語り、歌詞を書くことが好きだと明らかにした。彼は「自分の考えを表現するにあたって、言葉がハードルになったと感じたことはありませんでした」と語った。 「音楽、ダンス、歌、ファッションを通じて自分を表現することが好きだ」と語ったドンファは「最近はヴィンテージなアイテムに興味が沸いています。歳月の痕跡を感じられるという部分がユニークだし、ありふれた感じがないから素敵だと思います。僕たちのチームにも、ヴィンテージな雰囲気があります」とグループのカラーを紹介した。 ヘッドフォン姿で登場したジュワンは、デビューのきっかけについて「自分の歌を録音して聴かせたら、お母さんがとても喜んでくれました。それが始まりだったようです」と語った。彼は「バラード曲を聴きながら歩くと、癒されます。僕も誰かの心が休まるようなアーティストになりたいです」と抱負を伝えた。 ミンジェは、「友人のダンスを見て、これまで漠然としていた音楽に対する思いが強くなりました」と語った。彼はスポーツが好きだと明らかにしながら、「完成された自分を想像しながら、その日のために最善を尽くすという部分で、デビューと似たものを感じます」と伝えた。 照れ笑いを浮かべながら登場したケイジュは、これまでBTS(防弾少年団)やEXOなど、様々なK-POPアーティストのカバーに励んだと告白。自身の魅力について「普段の姿と踊っている時の姿を比べると、人が変わったようだと言われます」と語ったかと思いきや、「でも、普段の姿もかっこいいでしょう?」と一言。無邪気な一面を見せた。 元アイスホッケー選手という異色の経歴を持つ最年少メンバーのドンヒョンは、「いつも周りと比べて、何かを成し遂げるまでが遅かったんです。だから歯を食いしばりながら練習に明け暮れて、市の代表にもなれました」と努力家な一面を見せた。彼は「クレイジーな練習、それが僕だけの武器ですから。KickFlipのKickは僕のことではないでしょうか」と強調し、努力から得た自信を表した。 KickFlipは、1月20日に1stミニアルバム「Flip it, Kick it!」を正式リリースし、デビューする。グループ名となったKickFlipはボードを360度回転させる高度な技を意味する用語であり、「ボートを回転させて前に進むように、従来のものに縛られず活躍する」という抱負が込められている。 6日には収録曲「Umm Great」 のミュージックビデオが先行公開され、翌日にはYouTubeの「ミュージックビデオトレンディングワールドワイド」で9位を獲得。韓国国内のYouTube人気急上昇動画3位を記録した。 デビュー前から大きな話題を集めているだけに、今後の活躍にも注目が集まっている。
ファン・ヘジン