【37mmで着け心地とデザインバランスが絶妙、“小顔”ツールウオッチ】ハミルトン“カーキ フィールド エクスペディション”実機レビュー
【腕にフィットする快適な装着感】
コンパクトな直径37mmに加えて、ラグの先端までの上下幅で約44mm、厚さ11.45mmと、全方位的にちょうど良いバランスに仕上げられており、人間工学に基づいたデザインにより、手首で軽快な装着感を実現している。 肌にストレスを感じない柔らかい質感と適度な厚みを備えたNATOストラップも装着感は良好だったが、実際に装着して驚きを隠せなかったのがブレスレットモデル。削り出しのコマを組み合わせた3連のスタンダードな仕様だが、手首をしっかりホールドしてくれて、コマに重厚感があるので時計のヘッドとのバランスがとてもよろしい。 ここ数年でハミルトンは外装の品質を格段に高めているが、本作のブレスレットはコマとコマの間に程よい遊びを設けつつ、ガチャつきがないので手首に快適にフィットする。ケースとブレスレットを繋ぐフラッシュフィットの立て付けも隙間がなく良好で、ラグよりも少し内側からブレスレットが稼働するように設定されていることも、装着感を高めている要因と言えるだろう。
文◎Watch LIFE NEWS編集部