お台場にチューリップ 砺波市職員ら球根植栽 ガンダム像前の花壇に
東京・お台場のシンボルプロムナード公園で、富山県産チューリップ球根の植え込みが本格化している。21日には人気アニメ「機動戦士ガンダム」の像がある花壇で、砺波市職員が参加した。屋敷林の剪定(せんてい)枝をリサイクルした堆肥を公園の花壇の土壌改良に活用するプロジェクトもPRした。 【写真】ガンダム立像と競演する富山県産チューリップ=今年4月、東京・お台場 公園では毎年3月中旬~4月中旬、臨海副都心チューリップフェスティバル2024が開かれる。実行委は毎年、富山県産チューリップ球根を植栽する。 セントラル広場は「機動戦士ガンダム」の等身大立像があり、チューリップとの競演が話題となり、4月下旬開幕のとなみチューリップフェアを盛り上げる。 砺波市の坪田俊明商工農林部長ら3人が業者とともに12品種1万5931球を植えた。オレンジ色のアペルドーンズエリート、黒紫のクインオブナイト、白のプリシマなどが用意された。 プロジェクトは砺波市と東京都などが連携し、屋敷林保全という地方の課題を考えてもらう。市職員は来園者に考えを尋ねるアンケートに協力を呼び掛けた。