錦織圭、5度目の五輪に向けて世界1位シナーと調整

世界1位シナーと練習した錦織圭（写真は全仏オープン時のもの／写真：田沼武男 Photo by Takeo Tanuma）

7月27日に開幕するパリ五輪のテニス競技に出場予定の錦織圭（ユニクロ／世界ランク436位）は、18日に自身のSNSを更新。世界ランク1位のヤニック・シナー（イタリア）と練習した様子を公開した。 【動画】錦織圭、世界1位シナーとの練習で快音響かせる 練習の様子 34歳の錦織は、3月の「マイアミ・オープン」（アメリカ・マイアミ／ATPマスターズ1000）で8ヵ月ぶりに復帰したものの、再び休養。全仏オープンでコートに戻ってくると、997日ぶりにグランドスラムで白星を挙げた。 今季3大会目となったウィンブルドンでは1回戦でアーサー・リンデルクネシュ（フランス／同66位）にフルセットで敗戦。同大会3年ぶりの白星とはならず、その後「ノルディア・オープン」（スウェーデン・ボースタッド／ATP250）の出場を辞退している。 錦織は17日に開催地・パリへ出発。SNSには搭乗口で笑顔を見せた写真と、日本の国旗、飛行機、フランス国旗の絵文字を並べて投稿していた。 今回投稿された動画では、全豪オープンを制した世界ランク1位のシナーと、クレーコートで練習した様子をアップ。シナーの拠点でもあるモナコ・モンテカルロで快音を響かせた。 錦織にとってパリ五輪出場となれば、2008年の北京五輪からロンドン、リオデジャネイロ、東京に続いて5大会連続。2016年リオデジャネイロ五輪では日本男子として96年ぶりの銅メダルを獲得している。