【ブロッコリーのがん予防効果を上げるには?】今すぐやりたい「意外なひと手間」
洗うなら「酢水さらし」がおすすめ
「ブロッコリーを洗うなら、茎を持ってボウルの水に逆さにいれ、振り洗いすればOK。しかし風邪が流行している時期など、気になる場合には、ボウルの水に酢を入れて振り洗いを。酢水洗いなら汚れ、細菌などを約98%除去できるという報告がされています。 形が複雑なブロッコリーは、洗うのが難しい野菜。しかも表面に油脂状の成分があるため、上から洗っても水を弾いてしまうのです。だからといって切ってから洗うと切り口からビタミンCが流れ出し、約4割も流れ出してしまうのです」 本書では、このほかにも「栄養吸収におすすめの切り方&食べ方」や「ビタミンを守るレンジのコツ」などもご紹介。ぜひこの機に学んでみてはいかがでしょうか。 プロフィール 濱 裕宣/監修 東京慈恵会医科大学附属病院栄養部部長。『その調理、9割の栄養捨ててます!』やレシピ本『慈恵大学病院のおいしい大麦レシピ』など。日常生活で活かせる健康と栄養バランスをモットーに、患者の立場に立った食生活の向上指導にあたる。 赤石 定典/監修 東京慈恵会医科大学附属病院栄養部係長。『その調理、9割の栄養捨ててます!』や『慈恵大学病院のおいしい大麦レシピ』など数多くの栄養、健康本のプロジェクトリーダーをつとめ、栄養と健康の最新知識を研究。栄養食事指導によって、病態改善・治療・治癒への貢献を目指す。
FRaU編集部