ソト争奪戦、ブルージェイズとレッドソックスが面談と米記者…NY2チームも含めて4チームの争いか
NYポストの敏腕記者ジョン・ヘイマン氏は16日、今オフにヤンキースからFAとなったフアン・ソト外野手について自身のSNSで「少なくとも、ブルージェイズとレッドソックスのオーナーがソトに対してプレゼンテーションを行ったと聞いている。他に複数の球団オーナーが数日中にプレゼンテーションをする」と報じた。ブルージェイズは昨年、大谷翔平の面談までこぎつけたが、獲得には至らなかった。 ソトの契約を巡っては、複数の米メディアによれば、古巣となるヤンキースとメッツの2チームも獲得を熱望し、オーナーが直接、面談に立ち会う。一方、ドジャースはテオスカー・ヘルナンデス外野手の残留交渉に注力しているようで、ソトへの関心の高さを示す状況ではないように見える。 ニューヨークの2チームとレッドソックス、ブルージェイズの4球団の争いになるか。それとも、他の球団が急浮上するのか。26歳のソトは19歳でデビューし、既にメジャー通算7年で201本塁打を放っているスラッガー。さらに、屈指の選球眼を持ち、メジャー通算出塁率が4割2分1厘と圧倒的な数字だ。ワールドシリーズも2度出場するなど大舞台も慣れている。 敏腕代理人のスコット・ボラス氏は、ソトの若さと経験、その卓越した能力を最大限に売り込み、大谷翔平が昨年に結んだスポーツ史上最高額「7億ドル」を狙っているとも言われている。まだ、条件提示などの段階ではないようだが、いずれにしろ「メガ契約」になるのは間違いない。
中日スポーツ