ラウール監督、今季限りでレアル・カスティージャの指揮官退任へ…後任はU-19チームのアルベロア監督か
レアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)を率いるラウール・ゴンサレス監督が、今シーズン終了後に指揮官から退任するようだ。9日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。 現在47歳のラウール監督は、1994年10月にレアル・マドリードの最年少記録となる17歳4カ月でトップチームデビュー。以降はクラブの象徴へと成長し、在籍した約16年間で741試合出場323ゴールをマークした。その後はシャルケとアル・サッドでのプレーを経て、2015年にアメリカのニューヨーク・コスモスで現役を引退。2017年には育成部門のスタッフとして古巣レアル・マドリードに復帰すると、各世代の監督を経験して2019年6月にレアル・マドリード・カスティージャの指揮官へと昇格した。 ラウール監督の就任から、2021-22シーズンと2022-23シーズンでプリメーラ・フェデラシオン・グループ2(スペイン3部)3位フィニッシュを果たしたレアル・マドリード・カスティージャ。しかし、依然として2部昇格には至っておらず、今シーズンは現時点で降格圏の18位に沈んでいる。 そんななか、同紙によるとラウール監督が今シーズン限りでレアル・マドリード・カスティージャの指揮官から退任することが決定した模様。後任は、現在フベニールA(U-19)で指揮官を務める元スペイン代表DFアルバロ・アルベロア監督に決まったようだ。 だが、ラウール監督は今後もレアル・マドリードに留まる予定である様子。同紙は、「トップチームのコーチングスタッフに加わる可能性」と「ピッチを離れてオフィス関係のポジションで育成年代の強化に取り組む可能性」の2つを指摘した。
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