カタールの国営メディアがなでしこ清家を写真付きで報道 飛躍した昨シーズンの活躍が評価され、AFC年間最優秀選手賞を受賞
日本人女子選手として4人目の受賞
『ALJAZEERA』が、AFC年間最優秀選手賞を受賞した清家貴子を写真付きで紹介している。 [動画]なでしこジャパンvs韓国女子代表 ハイライト 清家は現在、イングランド・ウィメンズ・スーパーリーグのブライトンに所属する選手。2014年から2024年7月初旬までは三菱重工浦和レッズレディースに所属していた。 主に右サイドハーフでプレイし、試合では果敢にドリブルでサイドを駆け上がりチャンスを演出。近年、得点力にも磨きがかかり、昨シーズンはWEリーグで10試合連続ゴールを記録するなど、最終的に22試合で20得点を奪い得点王に輝いた。なでしこジャパンにも度々選出されており、2023女子W杯やパリ五輪にも出場。得点にも絡み、日に日に存在感が増している選手だ。 そんな彼女が、先日AFC年間最優秀選手賞を受賞。前述のメディアが、清家の写真を掲載し、このように詳細を報じた。 「清家選手はオーストラリアのコートニー・ヴァイン選手と韓国のキム・ヘリ選手を抑えて女子部門でAFC年間最優秀選手賞を獲得した。清家選手は澤穂希氏、熊谷紗希選手、宮間あや氏に続き、同タイトルを獲得した4人目の日本人選手となった」 「このストライカーの活躍は、三菱重工浦和レッズレディースが2023年にアジア女子クラブ選手権で優勝する上で鍵となった。彼女は7月にブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンと契約する前に、クラブが2年連続で日本国内リーグのタイトルを獲得することに貢献した」 さらに清家が表彰式で「この名誉ある賞をいただけてとても嬉しいです」とのビデオメッセージを送ったことまで紹介した。 この活躍により世界的な存在へと成長した清家。イングランド・ウィメンズ・スーパーリーグのデビュー戦ではハットトリックを達成するなど、早くも活躍する姿を見せてくれている。今後も彼女の得点力とサイドの打開力に注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部