「増えるワカメあげたらつけてくれた」ワカメで着飾るカニの姿「おしゃれ上級者!」ユニークなカニの生態が話題に
せっかく装着したワカメを食べられちゃった!?
――「ガンガゼ(※ウニの一種)」に食べられてる」という動画も拝見しました。これはモクズショイが「装着」したワカメを食べているのですか? ガンガゼのエサとして乾燥ワカメをいれているので、食べていると思います。 ――この後は? ご存知のとおり乾燥ワカメはふやけていって柔らかくなるので、モクズショイが動いて岩に擦れたりするとちぎれてしまいます。擦れたり他の生物に食べられたりして、時間とともにどんどんちぎれていき、最後にはなくなってしまいました。 ――「せっかく装着したワカメ」を食べられても平和に共生を? 観察していると、ガンガゼがくっついていても気にしていないようでした。モクズショイはその生態から体になにかくっついていると安心すると思うので、ガンガゼがくっついていたら落ち着くのかもしれません。 ――動画が拡散し、コメントが多数届きました。 過去にもカニに関する投稿はいくつか話題になっているので、最近の海の生物への人気を感じつつ、さらに興味を持ってもらえたら嬉しく思います。そういう点では、小学校の教科書に海洋生物の生態について書かれたものが掲載されているのは喜ばしいことです。
水族館にもいないような海の生物の姿を投稿
続けて、でんかさんは「『どうやって海藻をつけているのか』といった質問のコメントが印象的でした」と話し、さらに「私のふだんの投稿には比較的小さくて水族館にもいないような、ふだんなかなか目につかない生物がよく登場します。そういう生物に興味をもってもらえると嬉しく思います」と海の生物への愛情を語ってくれました。 また「海の生物は風変わりな生態をしているものが多々いますので、質問などがあった際には答えられるものはなるべく答えるようにしています」とも言うでんかさん。アカウントのタイムラインには、海の生物の姿を映した興味深く、楽しい動画が多数投稿されていますので、興味のある人はチェックしてみてはいかがでしょうか。 (まいどなニュース特約・山本 明)
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