オープンに構えるイメージがあるけれど「クローズスタンスのアプローチ」も覚えておきたい! どう変わるのか、実際に試してみた
アプローチと言えばオープンスタンスで打つイメージがあるが、横田英治プロによればクローズスタンスでのアプローチも覚えておきたいとのこと。オープンスタンスのときと球はどう変わるのか、どう使い分けるのか、シングルハンディの腕前を持つイラストレーターの野村タケオが実際に試してみた。
ボール位置とスタンスが変われば飛び方も変わる
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。スコアを作るために重要なのはやはりグリーン周りです。グリーンオンしなかったときに、いかにアプローチで寄せるかってのが大事になってきます。そうなると、アプローチのバリエーションというのはいくつあってもいいんですよね。週刊ゴルフダイジェスト9/3号に「クローズスタンスのアプローチを覚えよう」という記事がありました。アプローチといえば「オープンスタンス」のイメージがあるのですが、クローズにするとどういう効果があるのでしょうか? 気になったのでやってみました! この記事で解説をしてくれている横田英治プロによると、クローズスタンスを覚えればアプローチの幅が広がるということです。横田プロのレッスンではオープンスタンスだけでなく、必ずクローズスタンスのアプローチも練習させるそうです。 アプローチというのは普通のショットと違ってシチュエーション(打つ状況)によっていろんな球を打たなければなりません。ピンが近ければフワッと上がって止まる球、ピンが遠いならランが必要など、状況によって求められる球が違うんですね。なので、ノーマルな打ち方(ピッチ&ラン)だけでなく、アプローチのバリエーションが必要なわけです。 アプローチが苦手なアマチュアは単純に練習量が少ないということもありますが、そもそも理屈がわかってないということが多いと横田プロは言っています。まずその理屈を知るために、横田プロが注目するのはスタンスの向きとボール位置。このボール位置でこう構えると、どういう球が出るのか? ということを知ることで、さまざまな状況に対応できるアプローチの引き出しになっていくということなんです。