「JリーグのDFは苦労するかもしれない」と期待する新エースとは。OB中村憲剛氏が新生・フロンターレを語る | 内田篤人のFOOTBALL TIME
【国内サッカー・ニュース】DAZNで配信している『内田篤人のFOOTBALL TIME #170』では、MCの内田篤人氏とゲストに中村憲剛氏を迎えて開幕を控えるJリーグを特集。クラブOBの中村氏が新生・川崎フロンターレについて語った。 【川崎フロンターレ】注目選手・選手一覧・試合日程
今季、就任8シーズン目を迎える鬼木達監督が率いる川崎フロンターレ。昨季は、鬼木体制下ではワーストの8位で終え、悔しさが残るシーズンとなった。巻き返しを目指す今季は、オフシーズンにチームを大改革。登里享平や山根視来、レアンドロ・ダミアンら主力がクラブを去った一方で、新戦力には山本悠樹や三浦颯太、エリソンらを迎え入れた。 クラブOBの中村氏は、「この間練習を見に行った時に話をしようと思ったら一緒にやっていた選手がだいぶいなくなっていた。去年まではもう少し話せた選手がいたんだけど、(引退して)3年ですよ。やっぱり3年周期でチームは入れ替わっていくんだとすごく感じた」とチームの変化を口にした。 そんな新生フロンターレについて、内田氏から今季のシステムを問われた中村氏は、「この間のスーパーカップは[4-3-3]でしたけど、[4-2-3-1]にも変えられるタレントたちがいるので、去年も3枚(3バック)にすることもありましたし、鬼さん(鬼木監督)は色々な手札があるので、その時のコンディションに合わせていくと思う」と展望した。 また内田氏にキーマンを問われた中村氏は、「変わったからこそ、元々いる選手たちがキーマンになると思う」とコメントし、既存選手からはチーム最年長の家長昭博と今季主将を務める脇坂泰斗の名前を挙げた。 また中村氏は、「エリソンはちょっと覚えておいて」と内田氏に紹介。すでにAFCチャンピオンズリーグで2得点を決めているブラジル人ストライカーについて「サッカーってエースが点を取ると乗ってきて、そういったチームは強いので、リーグ開幕5試合で2、3点取ると、ちょっとJリーグのDFは苦労するかもしれないパワーがある」と新エースへの期待を語っている。 湘南ベルマーレとの”神奈川ダービー”に挑む新生フロンターレが24日、15時にキックオフする開幕戦でどんなサッカーを見せてくれるか注目だ。