「ミューズは私自身」 YOSHIKIが新ブランド「メゾン ヨシキ パリ」を語る
音楽という“武器”を活かして
そしてショー音楽も、YOSHIKI自身による特別なセットリストに。世界に5台しかないクリスタルピアノをパリから搬送し、藤原ヒロシとのコラボレーションによる新曲2曲のほか、プッチーニのオペラ「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」をアレンジして演奏した。 「自分が演奏することは最初の構想にはなかったんですが、スタッフに『持っている武器は使うべきだ』と言われて『なるほど』と思うところもあり、弾いてみようと決めました。ミラノでの第一弾のコレクションだったので、記念に残るようなショーにしたかったんです」。楽曲のリリースについて尋ねると「もちろん、現在取り組んでいるところです。計画というより目標になっています」と具体的な時期への言及は避けた。ショーの後のカクテルパーティでは代表曲の一つである「Endless Rain」を奏で、会場に集ったゲストたちを喜ばせた。 近々、ブランドのミューズと2024年秋冬キャンペーンのための撮影を行う予定だというYOSHIKI。「バカラ(Baccarat)」とのコラボレーションによるウォーターグラス、ワイングラス、シャンパングラスのコレクションも発表を控え、マルチな才能を活かしたプロジェクトがこれからも世界中のファンを驚かせそうだ。