秦野唯一の酒蔵 市内産の水・米を使用した新酒の仕込み
tvkニュース(テレビ神奈川)
秦野市にある酒蔵では、来年の販売に向けて秦野産の米や水を使った新酒の仕込みが行われています。 明治元年創業で秦野市唯一の酒蔵、金井酒造店。 ここでは「五百万石」や「はるみ」を中心に秦野産の米などを使って新酒の仕込みを行っています。 味に最も大きく影響がでる水は、表丹沢の地下水を使用。 カリウムやミネラルを多く含むことから、出来上がった酒はさっぱりとした味わいが期待できるということです。 ことしの米は全国的に高温や台風の影響で収穫量が減少しましたが、酒の生産量に影響はないということです。 28日は、従業員が発酵タンクに100度で蒸したおよそ80キロの米を入れて、丁寧にかき混ぜる作業をおこなっていました。 金井酒造店松崎雄己常務 「2022年にお酒造りに関わるようになってから毎年挑戦をしていこうとは思っているが、だれしもが飲みやすくて手に取りやすい形で提供できればいい。 甘めで酸味がきいたタイプがみなさんが受け入れやすいお酒なのでそのあたりを作っていきたい」 金井酒造店の新酒は、来年1月末に秦野市内で販売されます。
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