ソラナモバイル、第2弾web3スマホ「Solana Seeker」発表。「Chapter2」からリブランディング
web3スマホSolana Seeker発表
ソラナラボ(Solana Labs)の子会社ソラナモバイル(Solana Mobile)が、web3スマートフォン「ソラナシーカー(Solana Seeker)」を9月19日発表した。 「ソラナシーカー」は、ソラナモバイルが今年1月より予約注文を開始したweb3スマートフォン「チャプター2(Chapter2)」をリブランディングしたモデルだ。このデバイスはハードウェアとソフトウェアの連携を追求し、より軽量で明るく、カメラ性能とバッテリー持続時間が向上しているとのこと。 ちなみに「チャプター2」は、ソラナモバイル第1弾の「サガ(Saga)」に続くweb3スマートフォンとして、わずか1か月足らずで450ドル(約6.4万円)の価格で10万台以上の予約注文数を受けている。なお「ソラナシーカー」の出荷は2025年前半を予定している。 「ソラナシーカー」は、秘密鍵をウォレットやアプリ、Android OSから分離して安全に保管するカストディ機能「シードヴォールト(Seed Vault)」が搭載されているとのこと。 また「ソラナシーカー」には、ソラナモバイルとソラナ互換のweb3ウォレット「ソルフレアウォレット(Solflare Wallet)」が共同開発したセルフカストディ(自己管理型)ウォレット「シードヴォールトウォレット(Seed Vault Wallet)」が導入されているという。 「シードヴォールトウォレット」は「ソラナシーカー」専用のウォレットとなり、ユーザーはダブルタップで簡単にトランザクション(取引)を送信できるとのこと。 また「ソラナシーカー」には、DePINアプリ「ヘリウムモバイル(Helium Mobile)」や、ヘリウスラボ(Helius Labs)が開発したエアドロップ(無料配布)にかかるコストを4,000倍安くするZK圧縮ツール「エアシップ(Airship)」が搭載されているとのこと。 さらに同ウォレットには、ソラナエコシステム内での特別な報酬やアクセス権、コンテンツを提供するVIPパスとして機能する譲渡不可能なトークン「シーカージェネシストークン(Seeker Genesis Token)」が付属しているとのことだ。
一本寿和(幻冬舎 あたらしい経済)